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我孫子駅より徒歩3分のなかむら歯科|70代女性 知覚過敏の痛みを抑えながら前歯の歯石と着色を取り除いた症例

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70代女性 知覚過敏の痛みを抑えながら前歯の歯石と着色を取り除いた症例…… [2024年02月16日]

                 

治療前 治療後 患者 70代女性 主訴 「前歯の裏側の着色が最近気になっている」とご相談いただきました。 診断 拝見したところ、上下前歯全体の裏側が茶色くなっており、着色が認められました。 患者様に食生活について詳しくお伺いすると「コロナ禍のためここ数年外出する機会が減り、家でコーヒーや紅茶を飲む頻度が増えた」とお話しいただけました。 そのため、今回の着色の原因はコーヒーや紅茶に含まれる色素と考えられます。 また、着色の周辺には細菌の塊が硬く石灰化した「歯石」がたまっており、このまま放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まります。 すでに歯石が原因と思われる歯ぐきの炎症も見られたため、早急に歯石の除去が必要と診断しました。 患者様は冷たいもので歯がしみる「知覚過敏」をお持ちで、「治療中にしみるのは嫌なので、しみない方法で着色や歯石を除去したい」とご希望でした。 治療内容 一般的に、歯石除去には超音波の力を利用した清掃器具「超音波スケーラー」を使い、着色除去にはジェット水流で専用パウダーを吹き付ける「エアフロー」を用います。 当院では知覚過敏がある患者様には、少しでもしみる症状を軽減できるよう、超音波スケーラーの中でも「メルサージュエピック2in1」、エアフローの機器では「エアフローワン」をおすすめしています。 メルサージュエピック2in1は放出する水の温度を温かく調節できるタイプで、エアフローワンも一般的なエアフローと比べて吹き付ける水の温度がやや高く、個人差はありますがどちらも施術中の知覚過敏を軽減する効果が期待できます。 これらを丁寧にお伝えしたところ「少しでもしみにくく、辛くない治療をしたい」とおっしゃられ、メルサージュエピック2in1での歯石除去とエアフローワンでの着色除去に同意いただきました。 最初に歯石をしっかり除去し、歯ぐきの炎症が治まったことを確認した後、上下前歯の裏側に付いていた着色を丁寧に除去しました。 治療回数 2回 費用 3,000円 治療後の状況 歯が本来の白さと輝きを取り戻し、清潔感のある健康的なお口になりました。 患者様にも「着色と歯石が綺麗に落とせ……

20代男性 歯石除去とパウダーを利用した着色除去で美しく健康的な歯を取り戻した症例…… [2024年02月07日]

                 

治療前 治療後 患者 20代男性 主訴 「歯の着色や汚れが気になる」とご相談いただきました。 診断 拝見したところ、上下の前歯の裏側に茶渋による着色や歯石が認められました。 着色や歯石を放置すると新たな汚れが蓄積しやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。歯の健康を守るためにも、しっかりと清掃する必要があることを説明しました。 治療内容 歯石の除去と、専用のパウダーを用いて着色を取り除く「エアフロー」をご提案しました。 エアフローは自費診療となりますが、歯の表面を傷つけずに着色が除去でき、治療時間も短縮できる利点があります。 治療に同意いただいたうえで、超音波を利用した歯の清掃機「超音波スケーラー」を使用し歯石を丁寧に除去しました。 その後、エアフローで粒子の細かいパウダーを歯の表面に吹きつけ、頑固な着色をすみずみまで取り除きました。 治療回数 2回 費用 約5,000円 治療後の状況 白く輝く歯を取り戻し、虫歯や歯周病のリスクも低くなりました。 患者様にも「歯の汚れがずっと気になっていたが、なかなか歯科医院に来る機会がなかった。今回のクリーニングで歯が綺麗になって嬉しい」と大変お喜びいただきました。 美しく健康的な歯が維持できるよう、定期的な検診をお勧めし現在も通院いただいています。 治療のリスク ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります クリニックより 歯の着色は日々の食生活でも起こるため避けるのは難しいですが、歯科医院での定期的なメンテナンスで自然な白さをキープできます。 着色でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。 ……

60代男性 前歯の裏側に蓄積していた大量の歯石を超音波スケーラーで綺麗に取り除いた症例…… [2024年01月31日]

                 

治療前 治療後 患者 60代男性 主訴 「歯科検診で歯石が見つかったため、クリーニングで綺麗にしたい」とご相談いただきました。 今まで歯科医院に通ったことがない患者様で、市の歯科検診をきっかけにご来院されました。 診断 拝見したところ、細菌の塊が石灰化した「歯石」が下の前歯の歯と歯の隙間や歯茎の下に大量に付着しており、歯茎には炎症も見られました。 歯石を長期間放置すると歯茎の炎症が悪化して、歯を支える骨や組織が失われる「歯周病」を引き起こす可能性があるため、しっかり歯石を除去する必要があると診断しました。 治療内容 普段の歯磨きで歯石を取り除くことは難しいため、患者様のご希望に沿って、歯科医院でのクリーニングを行いました。 まず、超音波振動と水の力で歯石を粉砕する超音波スケーラー「キャビトロン」を使って、痛みが生じないように力加減を調整しながら丁寧に歯石を取り除いていきます。 その後、手動のスケーラーを使って残っていた歯石もしっかり取り除き、歯の表面をできるだけ滑らかに整えていきました。 また、綺麗で健康な状態を長く保っていただくために、正しい歯ブラシの使い方や磨き方のポイントなどご自宅でのケア方法もお伝えしました。 治療期間 1ヶ月から2ヶ月 費用 約5,000円 治療後の状況 歯と歯の間を塞いでいた歯石がしっかり取れ、歯にも艶が出たことで、清潔感のある口元になりました。 患者様も「以前は舌で触るとザラザラしていたが、クリーニング後はツルツルになり、口の中全体もすっきりして気持ち良い」と大変お喜びいただきました。 まだ歯茎下の歯石と炎症が見られるため、今後も患者様にホームケアを続けていただきながら、定期的にメンテナンスをしていく予定です。 治療のリスク ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります クリニックより 患者様のお口の中を丁寧に診察し、治療に必要な期間と回数についてご提……

6歳女の子 虫歯のリスクが高い乳歯に予防処置を行った症例…… [2024年01月23日]

                 

治療前 治療後 患者 6歳女の子 主訴 定期健診でお越しいただいている患者様の親御様から「子供の虫歯を予防したい」とご相談いただきました。 診断 患者様は全体的に歯磨きが良くできており、虫歯の原因となるプラークはほとんど見当たりませんでした。 ただし、右上奥歯(第2乳臼歯/E)については、噛み合わせの面の溝が深いため、歯ブラシが十分に当たりにくく、虫歯のリスクが高まっていました。 この歯は乳歯ですが、患者様の年齢を考慮すると、生え替わるのはしばらく先になります。まだ虫歯になっていない今の段階で虫歯予防処置が必要と診断しました。 治療内容 奥歯の溝をあらかじめ専用の材料で埋めることにより虫歯を予防する「シーラント」をご提案しました。 シーラントは白いプラスチック樹脂の材料を使用するため見た目も目立ちにくく、奥歯の溝にプラークが残るのを防ぎます。 親御様は「虫歯治療に力を入れたい」とのことで、処置に同意されました。 まずは右上奥歯の溝にプラークが残っていないかを丁寧に確認しました。今回の患者様は比較的歯がきれいでしたが、プラークが残っている場合は歯ブラシでしっかりと除去します。 次に、ロール状のコットンなどを歯の周りに敷き詰めて唾液が入らないようにし、歯の表面処理である「エッチング」を行った後、処置部を洗浄・乾燥させました。 その後、奥歯の溝にシーラント材を詰めて特殊な光で硬化させ、噛み合わせに問題がないかを確認して処置を完了しました。 治療回数 1回 費用 保険適用 医療福祉費支給制度の利用可能 治療後の状況 プラークが残りにくい奥歯になり、虫歯のリスクが軽減しました。 親御様には処置前と処置後の写真をご覧いただき、お子様の歯の変化を確認していただきました。 まもなく、奥歯の一番後ろに永久歯(第1大臼歯/6番)が生えてきますが、生えた直後の永久歯は歯質が弱いため虫歯になりやすく、第1大臼歯は歯ブラシも届きにくい部位です。 経過を観察し、親御様のご希望があればこちらにもシーラントを実施する予定です。 治療のリスク ・歯科治療に慣れていない小さなお子様の場合、施術が難しいことがあります ……

50代女性 セルフケアの方法を見直して、でこぼこの前歯に残っていたプラークを綺麗にした症例…… [2023年12月20日]

                 

治療前 治療中 治療後 患者 50代女性 主訴 定期検診でご来院いただいた際に、磨き残しが多い箇所が認められました。 診断 患者様の左下前歯は「叢生(そうせい)」と呼ばれるでこぼこの歯並びで、歯が重なり合っている部分にプラークや歯石が付着していました。 プラークや歯石は細菌の塊のため、放置すると虫歯や歯周病を引き起こす恐れがあります。 また、叢生部位は歯と歯の隙間が狭く歯ブラシが届きにくいため、ご自宅でのケア方法を見直す必要がありました。 治療内容 まず、ご自宅で使用している歯の清掃道具を確認し、隙間が非常に狭い部分はデンタルフロスしか通らないことを説明しました。 デンタルフロスにはF字型やY字型の取手が付いているものもあります。しかし、このタイプは糸がピンと張っていて歯面に当てにくいため、手巻きタイプのデンタルフロスをおすすめし、具体的な当て方や動かし方をアドバイスしました。 やや広めの隙間に関しては、デンタルフロスよりもやや太いMサイズの歯間ブラシを使うことで、効率よくプラークを落とせることをお伝えしました。 また、歯石はプラークが硬く石灰化したものであり、ご自身のケアだけでは落とすことが難しくなります。そのため、専用の器具を用いて丁寧に除去していきました。 治療期間 1日 治療回数 1回 費用 保険適用 治療後の状況 清掃道具の使い方を意識するだけでプラークが綺麗に落ちることを患者様に実感していただき、「自宅でのケアを頑張りたい」とモチベーションの向上にもつながりました。 「こんな風に汚れが残っていてショックだった。しっかりケアできているか確認するために、定期検診の期間を短くしたい」とご希望いただきました。 今後も定期的にご来院いただき、歯の健康だけでなく歯磨きチェックも継続していきます。 治療のリスク ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります クリニックより……

40代女性 歯垢が石灰化した「歯石」を超音波振動の器械で除去して舌触りが良くなった症例…… [2023年11月21日]

                 

治療前 治療後 患者 40代女性 主訴 「歯石が付いてきて気になる」とご相談いただきました。 診断 拝見したところ、下左右の前歯2本(中切歯/1番)に歯垢が石灰化した「歯石」が付着していました。 歯石の表面は粗造で汚れや細菌が付着しやすく、放置しておくと歯周病や口臭が発生する原因になるため、歯石が増える前にしっかり除去することが大切です。 治療内容 歯石の付着は日々の歯磨きがしっかりできていないことが原因の一つです。そのため、普段からどのようにブラッシングをしているかを拝見し、正しい歯磨きの方法やデンタルフロスの使い方をお伝えしました。 歯石は歯垢と異なり、患者様のセルフケアで取ることができないため、超音波スケーラーを使って丁寧に歯石を除去していきます。 超音波スケーラーは、振動すると同時に水が出て、歯石を粉砕しながら水の力で汚れを洗い流します。 その力を利用して、歯と歯茎の境目の溝に溜まった歯垢も洗浄して掻き出すことができました。 治療回数 2回 費用 保険適応 治療後の状況 こびり付いていた歯石が除去され、「舌で触った時のザラザラ感がなくなり、口の中がすっきりした」とご満足いただけました。 現在、お口の中に問題はなく、定期的なメンテナンスにご通院されています。 治療のリスク ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります ……

80代女性「歯磨きが難しい。歯石が付いてしまう」虫歯や歯周病の原因となるプラークや歯石を専用の器具で除去し、歯磨き指導も行って清潔な口腔内にした症例…… [2023年10月13日]

                 

治療前 治療後 患者 80代女性 主訴 「だんだんと歯磨きが難しくなってきて、歯石がたくさん付いてしまう」とご相談いただきました。 診断 拝見したところ、細菌の塊である「プラーク」と、プラークが硬く石灰化した「歯石」が全体的に付着していました。 特に下の前歯の裏側には多量の歯石が認められ、歯と歯ぐきの境目が見えなくなっており、虫歯や歯周病のリスクも高まっている状態でした。 治療内容 全体的なクリーニングを行ってプラークや歯石を除去するとともに、少しでも歯石の付着を予防できるよう歯磨き指導を受けていただくことをご提案し、同意いただきました。 まずは歯ぐきの状態を確かめる検査を行い、歯を傷つけにくい専用の器具「エアーブラシ」で全体のプラークを綺麗に落としました。 その後、超音波を利用した「超音波スケーラー」と、広い範囲の歯石を除去できる「鎌形スケーラー」で、多量に付着した歯石をしっかりと取り除きました。 歯磨き指導では電動歯ブラシの使用をご提案し、効果的な当て方や磨き方の確認を行いました。 治療回数 1~2回 費用 保険適用 治療後の状況 歯と歯ぐきの境目や本来の歯の形がしっかり見えるようになり、清潔な口腔内になりました。 患者様にも「歯石がとれてとてもすっきりしたわ!」とお喜びのお言葉をいただきました。 現在も3ヶ月に1度の検診でご通院いただいています。 治療のリスク ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります クリニックより 当院では、治……

80代男性「歯磨きをすると痛い」細菌の塊「プラーク」が原因で引き起こされた歯ぐきの炎症「歯肉炎」を、ご自身への歯磨き指導で改善させた症例…… [2023年10月03日]

                 

治療前 治療後 患者 80代男性 主訴 「歯磨きをすると痛いので、虫歯になっていないか見てほしい」とご相談いただきました。 診断 拝見したところ、細菌の塊である「プラーク」がご自身での歯磨きでは取りきれておらず、長時間付着したままになっていました。 その結果、歯ぐきが細菌感染して炎症が起こる「歯肉炎」が生じ、歯ぐきの痛みや出血が引き起こされていました。 このまま放置すると更に炎症が進行し、将来的に歯の揺れや喪失につながる恐れもありました。 治療内容 ご自身で口腔内を綺麗に維持していただけるよう、歯磨き指導を行いました。 歯ぐきに炎症が起こっているときは、歯ブラシを当てると痛みが出るため、歯を磨くのをためらってしまう方もいらっしゃいます。 しかし、正しい歯磨きを続けることで痛みが落ち着くことをご説明し、毛先の柔らかい歯ブラシに変えて、歯ブラシを歯と歯ぐきの境目にしっかりと当てて磨くようご指導しました。 特に上の前歯にプラークが多く付着していたため、左上の前歯(犬歯/3番)から順番に歯磨き指導を進めていきました。 治療回数 今回は2回 費用 保険の範囲内 治療後の状況 歯磨きの技術が向上し、以前より清潔な口腔内を保てるようになりました。 2回目のご来院時にご自宅でのケアの様子をお伺いしたところ「最初は出血して痛かったけど、口をゆすいだときの血の色が少しずつ薄くなってきた」とお話いただきました。 今後も検診を継続し、歯ブラシが正しく当たっているかをチェックするとともに口腔内の写真を撮影して治療前と治療後の比較をしながら、お口の健康について患者様と一緒に見直していく予定です。 治療のリスク ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があ……

40代女性「食べ物が詰まりやすく、歯がしみる」中が虫歯になっていた保険適用の銀の詰め物を、目立ちにくく虫歯になりにくいセラミックの詰め物に作り替えた症例…… [2023年09月14日]

                 

治療前 治療後 患者 40代女性 主訴 「食べ物が詰まりやすく、歯がしみることがある」とご相談いただきました。 診断 拝見したところ、左上の奥歯(第1大臼歯/6番)に金属の詰め物が入っており、詰め物の中が再び虫歯になっていました。 虫歯が原因で食べ物が詰まりやすくしみているので、詰め物を外して治療する必要があると判断しました。 患者様は「奥歯だが、笑うと銀の詰め物が光って気になっていた」とおっしゃっていました。 治療内容 まず、左上の奥歯(第1大臼歯)の金属の詰め物を外して中の虫歯を取り除きました。 さらに、虫歯に感染した部分だけが染色される液を使用し、取り残しがないようしっかり確認しました。 その後、新しい詰め物の材料として、白い歯科用プラスチックの「コンポジットレジン」と、天然歯に近い材質で噛み合う歯にも優しく、自然な質感で白い歯を再現できるセラミックの詰め物「SEREC(セレック)」をご提案しました。 患者様はより長持ちする素材をご希望され、SERECの詰め物をご選択いただきました。 同日に、専用の機械でスキャンして歯型を記録し、2時間後に再度ご来院いただき詰め物を装着しました。 治療期間 1日 費用 77,000円 治療後の状況 ぴったりフィットした詰め物が入り、しみることなく食事ができるようになりました。 患者様にも「1日で終わると思っていなかった。装着後の違和感もなく快適。家族にも見てもらったが、馴染みが良くどこを治療してもらったかわからないと言われた。今後は虫歯や歯周病にならないように、しっかりと毎日のケアのほか定期検診に通院しようと思う」と大変ご満足いただきました。 現在も、定期的なメンテナンスでご来院いただいております。 治療のリスク ……

30代男性「歯ぐきが下がってきて気になる。しみる」矯正治療の後戻りで歯の位置がずれ、歯が大きく露出している「歯肉退縮」の部分に歯肉を移植して、見た目と知覚過敏の症状を改善した症例…… [2023年05月02日]

                 

治療前 治療後 患者 30代男性 主訴 「矯正して数年経つが、全体的に歯肉が下がっているのが気になる。そこが時々しみる」とご相談いただきました。 診断 拝見すると、矯正治療後に歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起こり歯が移動したことが原因で、歯の位置がずれていました。 また、歯の周りの組織がすり減り歯が大きく露出している「歯肉退縮」が目立っており、特に左下の歯6本(中切歯/1番・側切歯/2番・犬歯/3番・第1小臼歯/4番・第2小臼歯/5番・第1大臼歯/6番)と、右下の歯2本(中切歯・側切歯)に、冷たいものがしみる「知覚過敏」の症状が強く出ていました。 治療内容 歯の位置を正しくするためにはもう一度矯正治療を行う必要があること、歯肉退縮は上の歯の歯肉を取り移植する手術「根面被覆治療(こんめんひふくちりょう)」で修復する方法をご説明しました。 しかし、患者様は「もう一度矯正治療はしたくない」とご希望されたため、下の歯8本(右の側切歯~左の第1大臼歯)に根面被覆治療を可能な範囲で行いました。 歯肉がかなり薄い状態だったため、非常に難易度の高い処置でしたが、丁寧に治療を進めました。 歯肉退縮は過度のブラッシング圧や、バランスの悪い噛み合わせによる力のかかり過ぎなどが原因で起こります。 今回は後戻りによる噛み合わせの悪さを根本的に治す矯正治療が行えなかったため、歯肉退縮が再発しないよう、自宅での歯磨きの際に力をかけすぎないよう正しいブラッシングもご指導しました。 治療期間 2ヶ月 費用 200,000円 治療後の状況 歯肉のラインが上がり、歯肉の厚みも回復したことで知覚過敏の症状が治りました。また、歯肉のラインが揃ったことで、歯磨きがしやすくなりました。 患者様も「冷たいものを口にしてもしみなくなり、見た目も……

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