患者 | 80代男性 |
---|---|
主訴 | 平成11年に虫歯治療のために初めて来院された患者様です。 ご来院初期の頃は虫歯ができることもありましたが、継続して定期検診を受けていただいていることもあり、近年はメンテナンスのみ行っています。 |
診断 | 「8020運動」とは80歳までに自分の歯を20本残すことを目標とするものですが、患者様は80代にもかかわらず、初診時と変わらない27本の歯が残ったままで、この目標を達成しています。
ご自宅でのお手入れはもちろんのこと、25年にわたり継続して定期検診を受けていただいているため、歯周病の進行や虫歯も見られず、食事もしっかりとれて元気に過ごされています。 |
治療内容 | 初診時、59歳で来院された患者様が元気で楽しく過ごせてなおかつ長生きするため、自分の歯の維持と管理を目標に掲げ、25年経過した現在も定期的に通院いただいています。
残念ながら、高齢になると唾液の分泌が減少し汚れや細菌が口の中に残りやすくなることから、虫歯や歯周病のリスクが高まります。 現在の目標は「歯を失うことなく好きなものが食べられるよう健康を保つこと」で、今回の検診では3ヶ月に一度の歯科衛生士によるメンテナンスを行いました。歯ブラシの使い方を確認し、歯石も徹底的に除去しています。 |
治療期間 | 25年(3ヶ月に一度) |
費用 | 1回約5,000円 |
治療のリスク | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |