患者 | 40代女性 |
---|---|
主訴 | 「ホワイトニングに興味があり歯を白くしたいが、以前から知覚過敏の症状がある」とご相談いただきました。 |
診断 | 歯の色見本である「シェードガイド」で確認したところ、歯の白さは「A2」と僅かに黄ばみがある状態でした。 外部からの刺激により歯がしみる「知覚過敏(ちかくかびん)」については、主に奥歯に生じており、前歯に症状はありませんでした。ホワイトニングの術中や直後は特に知覚過敏の症状が強くなる場合がありますが、患者様はホワイトニングの実施を強くご希望されていました。 |
治療内容 | 専用のマウスピースと薬液を用いてご自宅で歯を白くする「ホームホワイトニング」をご提案しました。 ホワイトニングによる知覚過敏のリスクをしっかりとお話しし、ご納得いただいた上で治療を開始しました。まずは上下の歯の型取りを行い、ホームホワイトニング用のマウスピースを作製しました。 その後、完成したマウスピースとホワイトニング用の薬液を患者様にお渡しし、ホームホワイトニングの手順をご説明しました。 ホームホワイトニングを行う部位は、笑顔で口角が上がったときによく見える、前歯を中心とした上下20本の歯(右上下第2小臼歯/5番〜左上下第2小臼歯)を選択しました。 また、知覚過敏が生じるリスクが高かったため、先に知覚過敏を予防する処置を行い、ホワイトニング中に知覚過敏の症状が強くなった際の対処法も併せてお伝えしました。 |
治療回数 | 2〜3回 |
費用 | 30,000円 |
治療後の状況 | 色ムラがなく自然な白さの歯になり、シェードガイド上でもとても明るい「B1」の色味になりました。 知覚過敏もそこまで強い症状はなくホワイトニングを終えることができ、患者様にも「理想的な白さになって嬉しい」と大変ご満足いただきました。歯の白さと口腔内の良好な環境を維持できるよう、今後もメインテナンスを継続する予定です。 |
治療のリスク | ・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります ・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります ・自費診療(保険適用外治療)です |
クリニックより | ホームホワイトニングの使用法や注意事項をしっかりご理解いただいたことと、ご自宅でのホワイトニング時間をしっかり確保し実践していただいた患者様ご自身の頑張りによって、キレイな口元を手に入れることができたのだと思います。 これからもキレイな状態を維持できるようお手伝いしていきます。 |