患者 | 40代女性 |
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主訴 | 3ヶ月に1度の定期検診の際に「歯石が着いてきたのが気になる」とご相談いただきました。 |
診断 | 歯並びを整える矯正治療終了後に、定期的なメインテナンスでご来院されている患者様です。
歯周病の有無や歯ぐきの状態を調べるための「歯周基本検査」をさせていただいたところ、進行した歯周病などの大きなトラブルはありませんでした。 また、患者様は矯正後の綺麗になった歯並びを維持するための「保定装置」を歯の裏側に装着しており、その周囲にプラークが硬く石灰化した「歯石」が付着していました。 |
治療内容 | まずは歯と歯の間の出血を抑えるため、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方を確認し、効果的なケアの方法をご指導しました。
歯石や歯垢については、超音波を利用した器具「超音波スケーラー」で除去して歯ぐきの炎症を落ち着かせた後、歯の表面にパウダーを吹きつける「エアフロー」でしっかりと清掃する治療をご提案しました。 |
治療回数 | 2~3回 |
費用 | 保険適応 |
治療後の状況 | 口腔内が清潔になり、歯も本来の輝きを取り戻しました。 患者様にも「とてもすっきりしました!自分では磨けない細かな部分や、保定装置の周りも綺麗になって嬉しいです!」と大変お喜びいただきました。 健康な口腔内を維持していただくため、今後も同じ頻度で定期検診を行っていく予定です。 |
治療のリスク | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメインテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |
クリニックより | 矯正治療を終えてとても綺麗になった歯並びを虫歯や歯周病から守るためには、定期検診が非常に重要です。 また、歯並びを維持する保定装置が外れると、歯並びが少し戻ってしまう場合もございます。 お口の中のトラブルを確認するために、矯正治療終了後もぜひ定期検診にいらしてください! |