患者 | 20代女性 |
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主訴 | 「歯の黄ばみと汚れがあり、表面がざらざらしている。歯ブラシでは落ちないのできれいにしてほしい」とご相談いただきました。 |
診断 | 歯の周りの組織の状態を調べる「歯周病検査」を行ったところ、細菌の塊が硬く石灰化した「歯石」や汚れの沈着が認められました。 歯石や汚れにより、歯ぐきの炎症「歯肉炎」が引き起こされている部位も確認されました。 頑固な歯の着色も生じており、ご自身の歯磨きだけではきれいにすることが難しい状態でした。 |
治療内容 | まずは、歯ブラシの当て方やブラッシングのコツをご指導し、ご自宅で清潔な口腔内を維持する練習をしていただきました。 歯ブラシの選び方や動かし方、歯磨き粉や洗口剤の併用方法を丁寧にお伝えし、ご本人のスキルアップに繋げました。 その後、専用の器具を使用したクリーニングを行い、全体の汚れや歯石をしっかりと除去しました。 |
治療回数 | 2回 |
費用 | 保険適用 |
治療後の状況 | 歯が本来の白さを取り戻し、健康的できれいな口腔内になりました。
患者様の歯に対する意識も変わり、現在は定期的な検診を受けていただいています。 歯石が付きやすい部分は毎回写真を撮影し、わかりやすくご説明しています。 |
治療のリスク | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |