
抜歯後

抜歯と同時に歯を入れる

ノンクラスプを外した状態

ノンクラスプをつけた状態
| 患者 | 30代男性 |
|---|---|
| 主訴 | 「子供の頭がぶつかり、歯が折れた」とのことでご相談いただきました。 日に日に痛みが出てきたそうで、耐えきれず来院されたそうです。 |
| 診断 | 前歯の隣の歯が根本から折れてしまっており、残すのは難しい状態でした。 やむを得ず抜歯を行い、その後の処置は、入れ歯かインプラント、ブリッジなどが考えられます。 今回は患者さんのご希望もあり、金属の爪がなく目立ちにくい入れ歯の、ノンクラスプデンチャーを用いて治療をすることとしました。 |
| 治療内容 | ノンクラスプデンチャーは従来の入れ歯とちがい、支えの部分に金属の爪がなく、口元で目立たないという特徴があります。 特に、前歯などの表から見える部分に、様々な理由でインプラントを入れられない場合によくご選択いただきます。 今回は1本だけの処置でしたので、費用の面でもインプラントより少ない負担で治療ができています。 また、インプラントを今後検討されている場合に、治療までの期間をノンクラスプデンチャーで過ごされるというケースもございます。 |
| 治療期間 | 約2週間 |
| 費用 | 約10万円(+税別) |
| 治療後の状況 | 治療後の写真は5年ほど経っていますが、周囲の組織を傷つけることもなく、問題なくお使いいただけているようです。 入れ歯本体の状態もよく、まだまだご使用いただける状態でした。 |
| 治療のリスク | 治療当初の状態と歯茎や他の組織の形状が変化することにより、入れ歯が合わなくなる場合があります。 長期での使用は、一定期間でのチェックやメンテナンスをお勧めしております。 |