患者 | 10歳男の子 |
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主訴 | 歯並びが悪いとのことでご相談いただきました。 |
診断 | 拝見したところ、問題は少ないように見えましたが、1本だけ食い違って生えてしまっている歯がありました。全体的な調整はマウスピースで、部分的な調整はブラケットを用いて治療する方針をご提案しました。 |
治療内容 | 日中と寝る間にマウスピースを使っていただき、特に生え方に問題のあった1本にはブラケットを装着しました。 マウスピースだけでも治療できる可能性がありましたが、この患者様は受験を控えていらっしゃったのでなるべく短期間での治療を望まれました。 そのため3ヶ月間にしぼって、ブラケットを使った歯の移動を行いました。年齢が10歳ということもあり、より確実に効果の得られる計画をご提案しました。 |
治療期間 | 約3ヶ月程度(総治療期間は2年ほどの予定) |
費用 | 約35万円(税別) |
治療後の状況 | 約3ヶ月で特に問題のあった2番の歯は元通り、前に出てくれました。 現在はさらに全体の状態が安定するまで、マウスピースと1日5分程度の口元のトレーニングを継続してもらっています。 結果的に受験シーズンにも間に合い、生活に影響の少ない治療ができました。 ブラケットは着けている数と期間が多ければ多いほど虫歯のリスクも高まってしまうので、特に子供のうちはマウスピースとトレーニングを組み合わせた治療が適している場合があります。 |
治療のリスク | 患者様の状態によっては思い通りの結果が得られない場合もあります。 マウスピースは指示通り使用していただけない場合、効果が得られません。 マウスピースを使用しないと後戻りする可能性があります。 |