はじめのご相談内容 | 歯茎が下がっているのか、歯が長くなったように感じるとのことでご相談いただきました。 同時に歯がしみる事が増えたそうで、他院で歯の根もとに詰め物をする治療を 何度も繰り返してこられたそうです。 |
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診断結果 | 歯の根本の詰め物は劣化して変色を起こしており、まだ治療箇所以上に歯茎が下がってしまっているため、結果としてまたしみる状態になってしまっていました。 主な原因は強すぎるブラッシングと思われ、せっかく行っていた日々のケアがむしろ状態を悪化させてしまっていました。 さらにしみたり違和感が増すにつれ、ブラッシングも強くなり、より大きく歯茎が下がってしまったものと思われます。 |
行った治療内容 | 根面被覆という処置を施しました。 これは、露出してしまった歯の根を歯茎でもう一度覆ってあげる治療ですが、 歯茎を別の場所から移植する場合もあれば、元ある歯茎を生かして治療する場合もあります。 今回は元ある歯茎を動かす事で、再度歯の根を覆うことにしました。 |
現在の様子 | 大きく露出していた歯の根は無事に覆われ、見た目にも異常はなくなりました。 歯の根が十分にカバーされたことにより、しみることも無くなったそうです。 ケアの面ではブラッシング指導を行い、適切な力でブラッシングをしてもらうよう伝えました。 医院でのケアも継続していただいており、予後は良好です。 |
このケースのおおよその治療期間 | 約2ヶ月程度 |
おおよその費用 | 約100,000円(税別) |
治療のリスクについて | 治療した歯茎は場合によって後戻りを起こす可能性があります。 |