暑い日があっという間に秋の陽気になり、街の街路樹も色づき始める季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
倒れた、つまづいた、階段から落ちた、交通事故など、大けがは誰もがしたくないものです。
けがをして骨折などを疑ったら病院に行くのが皆さん当たり前だと思われていると思います。
顎をぶつけて噛み合わせがおかしいと思ったら、病院での救急対応の後に歯医者にも相談すると安心です。
転んで顎をぶつけた方が、病院の外科でCT撮影、レントゲン撮影をおこなったところ骨折はないと言われていたそうですが
歯がしみるので当院にいらしたところ、
歯が欠けているほか、本人は気づいていなかったのですが噛み合わせがずれていました。
病院では骨は問題無いと言われたというのですが、噛み合わせがずれているときはたいてい骨の問題がある事が多いので
レントゲン撮影をおこなったところ骨折が判明しました。
すぐに病院へ紹介し、対応してもらう事が大切です。
↑骨折した後のレントゲン↓正常なレントゲン
骨折の仕方によっては分かりづらいこともありますが、
定期検診で来院されている方なので、以前のレントゲンと比べればすぐに分かります。
万が一の事態なので、けがの方に意識がいってしまい、噛み合わせや顎の動きなどぶつけたから少しの変化はしかたがないのかな?と思っていると後で修復するのは困難になるので
この記事を見た方は頭の片隅においておくといいかと思います。
顎をぶつけて、顎の動きや噛み合わせに違和感を感じるときは
早めに歯医者を受診して診てもらうことをお勧めします。
けがをしないのが一番ですが。