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果物と虫歯

こんにちは。今日のブログは仲村のぶやすです。

9月ももう終わりに近づきましたが、秋を堪能していますか?
今回は実りの秋にちなみまして、果物のお話を少し・・・

秋の果物と言えば千葉県は「なし(梨)」ですよね。
甘くて水々しいなし、日本では歴史が古く弥生時代には食べられていたという事で
遺跡から種の発掘が確認されています。

ちなみに、千葉県のなしが盛んな事は江戸時代後期、
松平定信が書いた「狗日記」に
「船橋のあたりいく。梨の木を、多く植えて、枝を繁く打曲てつくりなせるなり。」
という記述があり、現在の市川から船橋にかけて梨の栽培が盛んだった事がわかっています。

さて、なしに限りませんが、果物の甘さの由来は
「果糖」「ブドウ糖」「ショ糖」など複数の糖質によって甘さが決まります。
特に「果糖」が含まれておりますと、
一般的な砂糖である「ショ糖」の1.2~1.5倍の甘さを感じます。
また、「ブドウ糖」よりも1.1~1.3倍甘いと言われております。

一般的な砂糖と言われる「ショ糖」とは
「果糖」と「ブドウ糖」が化学的に組合わさったもので、
虫歯の原因に最もなりやすいものです。
虫歯菌はこの「ショ糖」を「ブドウ糖」「果糖」に分解し
「ブドウ糖」からは歯垢の元となるネバネバを、
「果糖」からは歯を溶かす「酸」を作ります。
これが、合わさる事が虫歯の原因になる訳ですね。

逆に「果糖」単体では虫歯になりにくいと言われています。
というのも、作られる酸が食べ物や唾で流されてしまうからです。

特に、生の果物は食物繊維を多く含み洗浄効果があるので、
虫歯になりにくいといわれています。
もちろん食後の歯磨きはして頂きたいのですが、
歯医者としては砂糖を使ったお菓子よりも果物を
おすすめしたいと思います。

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