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我孫子駅より徒歩3分のなかむら歯科|鼻呼吸と口呼吸:どちらが良いのか?

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鼻呼吸と口呼吸:どちらが良いのか?

【我孫子駅徒歩5分 なかむら歯科】

なかむら歯科の笹原です。

異例の猛暑日が続く今日この頃。

いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回はタイトルの通り呼吸について考えていきましょう。

 

呼吸が健康にどれほど影響を与えるか、意識したことがありますか?

まず、呼吸には2つの方法があります。

「鼻呼吸」と「口呼吸」です。

これらの呼吸方法は、私たちに多大な影響を及ぼすため、違いとその重要性についてみていきましょう。

 

鼻呼吸:

 

フィルター作用:

鼻は、吸気を浄化し体内に粉塵や微生物を入りづらくします。これにより、肺に入る不純物や有害な物質の量が減少します。口呼吸ではこのフィルタリングが行われず、有害な微粒子が直接肺に影響を及ぼす可能性があります。

 

酸素取り込みの最適化:

鼻呼吸を行うことで酸素の取り込みを最適化することができます。鼻から息を吸うことで、副鼻腔という場所で作られる一酸化窒素も吸収することができ、血管の拡張が起こります。また、ゆっくりとリラックスして鼻呼吸ができると呼吸の回数が適正化され、より脳の酸素供給量が向上します。

リラクセーションとストレス軽減:

鼻呼吸は自律神経を安定化させ、リラックスを促進します。これがストレス軽減や睡眠の質の向上に繋がります。日常生活で口呼吸をしてしまう方は、意識的に鼻呼吸をするところから始めてみましょう。

 

口呼吸:

空気の浄化と加湿の不足:

口呼吸により、吸気の浄化と加湿の役割を果たせなくなります。このため、空気中の細菌や微粒子が直接肺に入り込む可能性が高まります。これにより、呼吸器系の感染リスクが増加します。

口腔の健康問題:

口呼吸は、口腔内の乾燥を引き起こし細菌やウイルスが増殖しやすい環境を作ってしまいます。それにより慢性的な炎症反応が起こり自律神経系の異常を引き起こすこともあります。また、子供の長期間にわたる口呼吸は、歯並びや顔貌の形成、学力などに問題を起こす可能性があります。

パフォーマンスの低下:

口呼吸は呼吸の回数が多く、取り込む酸素の量も鼻呼吸より多くなります。取り込む量が多くなることでより体全体に多くの酸素が行き渡るような感じがしますが、これは逆で酸素と赤血球の結合が強くなり酸素が行き渡りづらくなってしまいます。それにより、集中力の低下や疲れやすくなるなどの不調の原因にもなりえます。

 

このように、鼻呼吸と口呼吸は私たちの健康に大きな影響を与えます。

鼻呼吸は自然なフィルターとして機能し、酸素供給を最適化し、ストレスを軽減します。

一方、口呼吸は吸気の浄化と加湿の役割を欠いており、口腔内の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

健康な生活を送るために、鼻呼吸を取り入れ、口呼吸を減少させる努力をしましょう。

これは体の内外に良い影響をもたらし、より幸福な日々を過ごす手助けになりえます。

 

*また、こちらの動画の 1:00のところまでご覧いただくと口呼吸が口の構造にどのように影響するのかが目に見えるのでわかりやすいかもしれません。

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