南アフリカの劇的な勝利で終わったラグビーワールドカップ。
久しぶりにスポーツをみて興奮しました。
にわかファンとして盛り上がった神山です。
先日は毎年恒例の手賀沼エコマラソンをなんとか完走し
今日は紅葉で色づいた軽井沢を自転車で走ってきました。
秋と言えばスポーツの秋、
そして食欲の秋ですね!
しかし、歯が無い、入れ歯が合わないではおいしいものが食べられません。
旅行に行くのも自然と足が遠のいてしまいますよね。
そこで、顎の骨がやせていて入れ歯が合わない
歯ぐきに食い込んで痛い
食べていると動く
入れ歯が浮いてしまう
等の症状を感じている方はいつも苦労されていることと思います。
めがね👓が歩く度に動いたりずれたりしていたら使いづらくて困りますよね?
そんな悩みをお持ちの方にお勧めの治療を紹介したいと思います。
IOD (Implant Over Denture)
インプラントオーバーデンチャーという入れ歯をインプラントで固定する方法です。
無歯顎(歯を全て失ってしまった方)に対しての治療法の第一選択枝は、従来総入れ歯であったが
下顎なら最小2本で総入れ歯を支える方法が第一選択枝として推奨されると2002年のMcGillコンセンサスで提唱されました。
不安定な総義歯であっても、2本のインプラントがあるだけで驚くほどがっちり安定します。
その中でも入れ歯を固定するために開発された特殊なインプラントLODIを使用することで低侵襲な処置が可能なため
高齢者であっても安心して受けて頂くことが可能です。
この入れ歯を安定させるために特化して開発されたシステムでは
通常のインプラントシステムよりも細い(直径2〜3㎜程度)インプラントを使用するため、
骨が足りなくてインプラントはできないと言われていた方でも、ほとんどの方が処置を受けられます。
高精細のCTスキャンで骨の細かい形態、骨質などをしっかり評価し、
高性能3Dプリンタによるサージカルガイドを使用することでほとんど血を見ること無く、
手術自体も1本10分程度の短時間でインプラントが植立できます。
入れ歯が合わない、大きな入れ歯を使っている方の多くは
平均年齢層が高く、何かしらの全身疾患を患い薬を飲んでいる方が多いのが現状です。
心臓病、高血圧、糖尿病など、全身疾患のリスクを抱えている方でも
インプラントオーバーデンチャー専用の3㎜弱の細いインプラントを使用するこの方法は
身体への負担も小さいのが特徴です。
また、従来のインプラントシステムよりも費用負担もかなり小さくて済みます。
従来のインプラントシステムでは、歯を作る前に骨が足りなくて骨を再生させる、歯ぐきを再生させる
またインプラント上部構造にセラミックの歯などを使う事で材料費、技工代などがかかるためどうしても費用が高くなってしまいます。
インプラントオーバーデンチャーなら、作る歯の数に対して以前のシステムよりも格段に安く済むのも特徴です。
合わない入れ歯に安定剤などを使用して、長年我慢して使っていると顎の骨や歯ぐきがすこしずつやせていきます。
そして支えている歯に負担をかけ、噛み合う歯にも負担が増えていく。負の連鎖が待っています。
入れ歯でお困りの方、家族や知り合いで入れ歯に悩んでいる方がいましたら
一度相談してみてください。
ご連絡お待ちしています。