こんにちは!
2週間後にライブツアーが始まるので、すでに浮かれている井上です(笑)
まずは大阪にひとっとびしてきます!
今回は「滅菌器」についてのお話です。
私達は当たり前に使っている物ですが、どんな機械なのか、どんな仕組みなのか、ご存知ない方も多いと思います。
今回は当院で主に活躍している、3台の機械をご紹介します。
ちなみに・・・「滅菌」とは、活動している全ての微生物を、有害・無害に関わらず死滅させる、または除去することです。
オートクレーブ
ある一定の温度と圧力で飽和水蒸気を作り、加熱することで、短時間で確実にすべての微生物を滅菌できる機械です。
水を使用するので毒性もなく、扱いが比較的容易なため、ほとんどの器具はこれで滅菌します。
ただ短所として、熱に弱いものには使用出来ません。
滅菌中の温度は、なんと!132℃にもなるんですよ(^_^)b
ホルホープ
いわゆるガス滅菌というものです。
ホルマリン液を使用して、ガスを発生させ滅菌します。
従来のEOG(エチレンオキサイドガス)滅菌より時間が大幅に短縮され、扱いも非常に容易になりました。
常温・常圧で行うため、熱に弱いもの、水気を嫌うものにも使用でき、器具を傷めることもありません。
オートクレーブが不可なものはこちらを使用しています。
DACユニバーサル
オートクレーブと仕組みは同じですが、こちらは切削器具(タービンやコントラ)の滅菌に特化した機械です。
タービンとは、あの「キーン」という音のするみなさんの嫌われものです(笑)
通常、これらは滅菌する毎にオイルを注入する必要があるのですが、DACは滅菌工程に加え、内部の洗浄からオイル注入までを自動で、かつ短時間で行ってくれる優れものです!
DACとホルホープは、今でこそ導入している医院は増えましたが、当院ではどちらも早期から導入しています。
新しもの好きの院長のおかげです(笑)
これらのおかげで、皆様に安全で安心していただける治療が提供できています。
まさに「縁の下の力持ち」ですね。