我孫子駅より徒歩3分のなかむら歯科｜歯を守るカギは「運動習慣」にもあった？ 運動との“意外な関係”とは

歯を守るカギは「運動習慣」にもあった？ 運動との“意外な関係”とは

トレーナー 兼 鍼灸師の笹原です。

 

突然ですが皆さん運動を日頃されていますか？

歯を守るために大切なのは、歯みがきや定期健診だけ……と思われがちです。

しかし近年、「体を動かす習慣」が口の健康にも影響することがわかってきました。

この記事では、歯科の視点から“運動がなぜ歯に良いのか”をわかりやすくお伝えします。

 

 

歯周病は「全身の炎症」とつながっている

歯周病は口だけの病気ではなく、体全体の炎症レベル（＝全身のコンディション）と強く関係しています。

運動不足が続くと血流が滞り、免疫の働きが弱まり、慢性的な炎症が起きやすくなります。

すると歯ぐきの腫れ・出血などの歯周病リスクも高まりやすくなるのです。

 

 

運動習慣がある人ほど“口が乾きにくい”

口が乾く（＝ドライマウス）と、虫歯や歯周病が進みやすくなります。

運動習慣のある人ほど唾液の質と分泌量が安定しやすいことがわかっています。

 

 

運動はストレス軽減 → 歯のすり減り予防にも

ストレスが強いほど、無意識の歯ぎしり・食いしばりが増えることがあります。

軽い運動でもストレスホルモンは下がり、歯を傷めるクセの予防につながります。

 

 

今日からできる“歯のための運動”

• ① 10〜15分のジョギングまたはウォーキング — 血流と自律神経の改善に。

• ②深いゆっくりとした呼吸 — ストレス低下、呼吸機能の改善、体の緊張をなくし体の機能を取り戻す。

仰向けになり、下の画像のように股関節と膝を90度曲げた姿勢を作る。

リラックスをして鼻から10秒吸って・10秒吐いて・10秒止めるを4分間繰り返す。

苦しい場合は秒数を下げ、リラックスして4分間できる秒数で行う。

 

まとめ：歯を守ることは“体を整えること”

歯科での治療や歯みがきはもちろん大切ですが、運動という習慣そのものが口の環境を大きく変えます。

口の健康は、全身の健康とつながっています。

ぜひ今日から、あなたのペースで体を動かす習慣を始めてみてください。