新生活の季節です。
3月も中盤、梅が満開となり、桜の蕾も大きくなってきました。卒園、卒業を迎えた方も
そして新しい生活が始まる方もいらっしゃると思います。
そのような中では時間の使い方が難しく、そのような変化が時に口の中に現れるものです。
例えば、時間の使い方が上手くとれずにブラッシングが疎かになってしまい
歯茎から出血する歯肉炎や歯周病、虫歯になってしまうこともあるかと思います。
そこで新生活を迎える前に歯ブラシの確認。
一つは歯ブラシ自体の確認。
古くなっていないか(毛先が裏側から見て開いて見えていたら替え時)。
もう一つは歯ブラシが出来ているかの確認。
歯科衛生士さんに確認してもらい、アドバイスをもらうこと。
毎日のことなのでこれをいい機会として確認してみてはいかがでしょうか。
(もちろん、新しい生活に戸惑う中に歯医者に行く時間を作るのはより難しいですが、
ここでしっかり対応しておくが「転ばぬ先の杖」となり、結果新しい生活のスタートが
うまく切れたと、後で感じられると思います。)
同じ様に環境の変化から起こりやすいことがあります。
行動範囲が広がる(変わる)春は特にケガや事故に会うことも増える傾向にあると言われております。
遊具から落ちて顔をぶつけた、転んで歯肉から血が出ているという緊急の電話が入ることも。
特に小学校低学年の永久歯(前歯)の生え変わりの時期に重なることが多いです。
ケガをして泣いている子供をみると焦ってしまうと思いますが、まず落ち着いてください。
状況、状態を確認しながらの電話になると思いますが、大事なことが。
もしケガで前歯の永久歯が抜けてしまったら、
まず(口の中の出血に)は(清潔な)タオルなどで傷を抑え止血して下さい。
そして、抜けてしまった歯は生理食塩水や歯の保存液、もしくは牛乳に浸した状態でできるだけ
早く歯科医院に受診して下さい。(条件が良ければ歯が元の場所にくっつく可能性があります。)
最後まで読んでくださった方々にその様な事故がない様に祈っておりますが、
万が一の時は自分やご家族以外の方の力にもなれる様に覚えておいていただければ幸いです。