唇にピアス
先日、来院された患者様とお話しをしていてピアスの話しになりました。
最近は耳だけでなく、唇や舌にされている方もいます。
唇のピアスは痛みはないのですか?と質問したところ、
穴を開けた時にはすごく腫れて、ピアスが埋もれてしまうので、
通常より長めのものにしますよ!今は痛みはないです。
と教えてもらいました。
歯医者として考えると口腔内や唇、舌は血管が多いため赤く見えます。
それだけ再生能力が高いです。
皮膚や口腔内は常在菌が必ずいます。傷をつけたところにピアスがあるので
傷を塞ぐことが出来ず感染しやすいのかもしれません。
私は舌小帯(舌の下の筋)を切ってもらったことがありますが、
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ピアスは怖くてできないと思います。
ピアスされてる方すごいなと思います。
一番の注意していただきたいことですが、
歯科用エックス線写真をとる際は、
ピアスやイヤリング、ネックレス、入れ歯など首から上につけている
外せる金属を含むものは外していただけると良いです。
外していただけると綺麗な画像が取得できます。
診断にとても大切なので覚えておいていただけると幸いです。
もし外せない場合には、
担当の歯科医師、歯科衛生士などにご相談ください。