こんにちは。歯科医師の北村です。
前回、口臭について軽く説明していたので、今回はすこし掘り下げて説明していきます。
口臭の原因として挙げられるのは以下の事項です。
生理的なもの、飲食物(臭いの強いもの)、嗜好品(タバコなど)、病的なもの
ストレスによるもの、心理的なもの
今回は生理的なものと病的なものに関して説明していきます。
・生理的口臭
誰でも持っている口臭です。自分自身でも気が付かない事も…、気になり始めると強く感じるようになる。
また唾液の分泌により臭いの強弱が変化する(朝起きたときに臭いがする時や緊張してる時に臭いがするのはこのため)
臭いの原因物質を出す細菌が減るので、歯ブラシ・うがいなどで臭いは減らせます。
女性の方はホルモンバランスの変化により口臭が増加することもあります。
・病的口臭
口の中の状態、それ以外の病気(呼吸器、消化器、糖尿病など)により引き起こされる口臭です。
病的な口臭の原因のほとんどが口の中の状態と云われています。
むし歯、歯周病、歯や舌の汚れ、唾液の量等が口臭に関わってきます。
上の説明の通り、誰しも生理的な口臭は持っています。
自分自身で出来ることは歯ブラシ歯の汚れを取ることや歯ブラシ後にうがい薬を使うことで
お口の中の細菌を減らす事や舌ブラシを用いて舌の汚れを取ることにより少しは抑えられます。
それに対し、お口の中にむし歯等の病気があると口臭は増えます。
なので、気になる方は一回なかむら歯科にお越しください!