キシリトールを上手にとりいれてみませんか?
少し前のことになりますが、みほ先生と歯科衛生士たちで、フィンランドで学んできた先生のセミナーに参加してきました。大橋です😆
テーマは、キシリトールについて。
…ですが、
まず、むし歯になるメカニズムをここではすごくすごく簡単に説明します。
細菌(ストレプトコッカス・ミュータンスなど。以下S.mとします)がお砂糖をたべて分解し、ネバネバしたプラークをつくって歯にくっつき、酸も産生します。この酸が歯を溶かしてしまいむし歯になるのです。
さて、ここでキシリトールの出番です。
キシリトールのお口の中での働きは、
①むし歯の主な原因菌S.mを減らして、酸を産生させない。
②唾液中の砂糖分解酵素を低下させる。(砂糖が分解されなければ酸ができない!)
③唾液中をアルカリ性に傾かせる。(酸性の反対)
④再石灰化を促進する。
と、いろいろあり、むし歯予防に絶大な効果を発揮します。
そして、この効果にいち早く注目しとりいれている国がフィンランドであり、むし歯予防についてとても良い結果が発表されてます。
日本でもキシリトール入りの商品はたくさんありますが、キシリトールの含まれている量は様々です。100%キシリトールの商品を1日10g摂取が推奨されています。
例えば、
100%キシリトールガムの場合の効果的な摂り方は
・1日3〜5回以上。
・5分以上かむ。
・食後や歯磨き後。
をオススメしてます!!
むし歯の予防のひとつに、100%キシリトールガムをとりいれてみてはいかがでしょうか。
ガムといえば、
なかむら歯科では、リカルデントのガムを取りあつかっております。
牛乳由来の成分CPP-ACPが歯科医院専用なので2倍入っています。
CPP-ACPは、 歯が溶けてしまう脱灰を抑制 したり、 溶けてしまった歯を修復する再石灰化 を助けてくれます☺️👍(牛乳由来なので、アレルギーがある方はご注意ください。)
もちろん!毎日の歯磨き、正しい食生活、歯科定期検診など、日々のメインテナンスを欠かさないでくださいね!!
最後に、みんなでDハロしてきました♪