我孫子駅北口から徒歩3分のなかむら歯科の神山です。
日本口腔インプラント学会専門医の私から、よくある質問へのアドバイスを
最新の論文を交えて紹介させて頂こうと思います。
よくある質問の1つにインプラントってどれくらいもつの?です。
これに関しては明確な答えはありません。歯も大体みんな同じよう南敷に同じような歯が生えてきて、同じように食事や生活をしているのにもっている人もいれば、失う人もいます。
インプラントに関しては、歯と違って、問題を起こして歯を失った後に治療して作り上げるわけですから
スタートラインから歯と違って条件が悪いところからのスタートになります。
(歯を失うような習慣、清掃状態、骨が少ない、歯ぐきが少ないなどなど)
しかし、長期的におこなわれてきて、日々進歩していくインプラント治療です。
私がおこなったインプラント治療も長いもので20年近く経っています。
ほぼ全ての人が、ほとんど変わらず歯のように快適に食べたいものを食べて過ごせています。
わたし個人の想いとして、一緒に大変な思いをして回復した歯ですから
生涯とおして自分の歯とインプラントを使って食べられる楽しみを維持して欲しいと願っています。
失う人は悲しいでしょうけど、診ているそして手伝ったわたしたちも悲しいものです。
そこで、インプラントのメンテナンスと長持ちに関する2024年発表された最新の論文を紹介します。
インプラント周囲の組織を健全に保つためにはどのくらいの頻度でインプラント支持された歯を外して清掃するといいか?
この論文では以下の様に結論づけています。
インプラント治療をおこなった患者さんにとって、インプラントにつないでいる義歯(特にフルアーチ、全体にわたる装置)を外して清掃することは、長期的にもたせるためにも重要である。
最低でも半年に一度の定期検診にて衛生士によるプロフェッショナルケアを受け、1年に一度は外して清掃することを検討するべきであると結論づけています。
また先に話したとおり、それぞれのインプラント治療を受ける患者さんは問題があって治療を受けるに至っていますから、
個別のメンテナンスプログラム、それぞれの方にあったメンテナンス方法、ブラシの種類、補助器具、洗口液、歯磨き粉、メンテナンス頻度が必要です。
ついつい足が遠のいてしまう歯医者だとおもいますが
なかむら歯科のスタッフは、誰1人取っても明るく笑顔で接してくれますよ。
困ったことがあったら1人で悩まず、ネットで調べても本人にマッチする情報かはわかりませんよね?いつでもご相談ください!
ご連絡お待ちしています。
参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38501398