歯科医師の北村です。
春らしく暖かくなってきたと思ったら、まだまだ冬の寒さも感じますね。
気温の変化で体調を崩しやすいのでお気をつけください。
皆様は朝起きた時に顎が痛かったり歯が浮いた感じがあったことはありませんか?
それは寝ている間の「歯ぎしり、食いしばり」かもしれません。
上記の症状だけなら良いですが、そのまま放置すると歯のすり減り、顎の痛み、咬む時の痛み等の症状がおこります。
対処としては寝るときにマウスピースを入れることです。
マウスピースで歯を保護することにより歯のすり減りや力の分散を行います。
また、「歯ぎしり、食いしばり」は寝ているときだけではなく、起きているときにも注意しなくてはいけません。
全身の力を抜いてみてください、上下の歯は離れているはずです。
大多数の人は無意識に上下の歯をくっつけている状態が癖になっており、違和感として感じません。
それは「歯ぎしり、食いしばり」と変わりません。
今一度意識してみてください、意外とやっているかも…?
原因としては、睡眠の深さによると言われています。
睡眠が浅いと歯ぎしりが起こりやすくなります。
睡眠の質に大幅に関与するのはストレスです。
この新学期の時期はストレスを感じやすいのでお気を付けください。
気になる方は、歯科医師もしくは歯科衛生士にお聞きください。