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我孫子駅より徒歩3分のなかむら歯科|インプラントも歯周病になるの?インプラントもだめになって抜くことがあるの?

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インプラントも歯周病になるの?インプラントもだめになって抜くことがあるの?

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こんにちは。院長の神山です。スキーシーズンも終わってしまいましたが、最近子供と一緒にトランポリンを習い始めました。集中して座り仕事が多いため体幹をしっかりさせないとなぁと思いつつもなかなか筋トレに気合いが入らないので、身体を動かして楽しめるトランポリンは楽しいですよ。

 

今日は少しインプラントに関係する話をしたいと思います。

 

最先端の治療法と思われている歯科用インプラントによる失った歯を噛めるようにする技術。

歯科用インプラントは、実は紀元前の大昔からあると言われています。

古代文明でも、人類は歯の代わりに石や貝殻を歯の形に成形してインプラントとして用い、歯の代用としてきました。

そんな古くからあるインプラントですが、現代のチタン製のインプラントとして製品化され初めて治療された方は、1965年に当時34歳のスウェーデン人男性でした。亡くなるまで42年間歯の代わりとして機能していたそうです。

このように上手く体に取り込まれ、機能を果たし、そしてメンテナンスが行われ続ければ歯のように機能させることができる優れた医療技術である事は間違いありません。

しかし、歯を失うようにインプラントも何らかの理由で失われるリスクを抱えています。

インプラントを失う大きな原因は二つあるといわれています。

一つは過剰な負荷、もう一つが細菌感染(インプラント周囲炎)です。

この2つをケアしていくことがメンテナンスでは大切なので、歯以上に歯科医院でメンテナンスしてもらう必要があります。また本人も自分の歯を失ったところですから、そこに関しては歯があったとき以上に気持ちを入れないとまた失うリスクが高いところであると言えます。

インプラントは歯と同じように噛めると言われていますが、残念ながら歯ではありません。

色々ある歯を補う技術(ブリッジや入れ歯)と同様、あくまでも義歯なのです。

インプラントと自分の歯で大きく違うのは歯根膜という歯と骨をつないでいる組織がない事です。また歯ぐきは歯と結合していますが、インプラントと歯ぐきは寄り添っているだけで歯のように強く結合していないのです。

インプラントによる治療は、条件が整えば、見た目や機能は歯のように再現が可能ですが、

生物学的には歯では無いうえ、周囲の歯ぐきや骨も歯とは違う構造で寄り添っています。

簡単に言うと、防御機構は歯よりも弱いと言えます。

失う2つのリスクに対する対処として・・・

過剰な負担に対しては、ナイトガード(マウスピース)噛み合わせの定期的なチェックと調整で対応します。また歯ごたえなどを感じる、感覚を司る組織がインプラントには無いために、歯よりも強く噛みすぎてしまう傾向があるといわれています。それが持続的に起きる歯ぎしりや食いしばりは見えないパンチとしてダメージを蓄積します。

細菌感染に対しては、セルフケアとプロフェッショナルケアが大切です。歯と歯ぐきの境目を以下にキレイに保てるか歯と歯の間をいかに清潔に保てるかがとても重要なのです。汚れが残っていてすぐにダメになることはありませんが、気づかないうちに少しずつ静かに破壊していくのが骨を壊す細菌のやっかいなところなのです。

インプラントだから特別な道具や技術を持って歯ブラシをしないとダメと言うことではありませんが、せっかく大事な大事な歯を失い、大変な思いをして、高いコストを払って治療をしたのであれば長く大事にして欲しいと思います。

そのためにこれからは今までと違う視点で、治療のためで無く歯を守り失わないため、インプラントを守り長く使っていくために歯医者と付き合ってみてはどうですか?

みなさんの歯を守ることに生きがいを感じている当院の歯科衛生士が皆さんの歯を守るお手伝いをします!僕たちドクターの出番は治療の後はメンテナンスのチェックと時々必要な噛み合わせの調整くらいで付き合っていけるのがベストですね!

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