早く暖かくならないかなと思っていたら、2月なのに花粉が飛び出して、鼻水がでて困っています。
皆様も季節の変わり目、体調には十分お気をつけ下さい。
2026年6月に歯科保険の改定が行われます。結果として一部の自己負担が増える場合がありますが、これは単なる値上げではありません。
いま日本は、長年続いたデフレから脱却し、賃金と物価が適正に上昇する経済への転換を目指しています。医療もその社会の一部です。材料費や設備費、スタッフの人件費、教育費が上昇する中で、診療報酬を適切に見直すことは、医療の質を守るために必要なことです。
日本の医療制度は、国民皆保険という世界に誇れる仕組みの上に成り立っています。誰もが一定水準の医療を公平に受けられる。この安心感は日本社会の大きな財産です。
その制度を維持し、より良くしていくために、歯科医師会は国に対して提言や交渉を続けています。私は社会保険の審査にも携わっていますが、現場の努力が制度に反映されるよう、多くの歯科医師が時間をかけて関わっています。
ただし、保険制度は「最低限の機能回復」を前提に設計されています。より審美的で、より長持ちし、より精密な治療を追求する場合には、保険の枠を超える必要があります。
当院では、日々の診療に加え、休日も学会や研修で研鑽を積み、国内外の最新知見を取り入れています。他院よりも多くの時間と労力をかけていると自負しています。それは、患者さんに選択肢を提示できる医院でありたいからです。
今回の改定は、医療の質を未来へつなぐための一歩です。安心できる保険医療と、より高みを目指す自由診療。その両方を大切にしながら、皆さまの健康を支えていきます。