こんにちは、なかむら歯科の笹原です。
今回は顔の歪みと体との関係について考えてみたいと思います。
鏡を見た時に、顎が左右どちらかによっている気がする、片側の顎や首だけ痛い、
年齢とともに顔の形が変わった気がする。
もしかしたら、これらは顔の歪みが原因で起こっている問題かもしれません。
このような“顔のゆがみ”は、実は姿勢や身体の使い方のアンバランスと深く関係していることがあります。
身体の使い方やバランスが崩れることで、頭の位置や顔の構造に影響が生じると考えられます。
たとえば、
といった身体の不均衡が積み重なることで、 頭が一方向に傾きやすくなり、
その結果として顔の筋緊張や顎の位置が変化し、 外見上の左右差やゆがみとして現れることがあります。
ここで、ご自身の顔が歪んでいないか見てみましょう。
✔︎右目の方が大きい
✔︎左目が下がっている
✔︎右頬の方が大きく見える
✔︎右の鼻の方が大きい
✔︎左の口角が右よりも高い
✔︎下の顎が左側にズレている
いかがでしょうか?
もちろんこの項目が当てはまらない方もいらっしゃいますので、多くの方が歪みやすい方向としてお考えください。
人の体は基本的な構造は同じで、体の偏りも似通ってきます。
そのため多くの方がこの項目の何かしらには当てはまり、このような歪み方をすると考えられています。
人の身体は、頭から足先まで連動して機能しています。
そのため、骨盤や胸郭といった体幹部分がうまく使えていないと、
その影響は脊柱を介して頭部・顔面部にまで広がっていきます。
このようなゆがみに対し、「姿勢を意識して正す」ことも大切ですが、
それだけでは根本的な改善にはつながらないことが多いです。
本質的なアプローチとしては、
無意識下でも左右差の少ない身体の使い方ができるよう、土台から整えていくことが重要です。
当院では、顔の左右差や顎の違和感、姿勢の乱れにお悩みの方に対し、
身体の非対称性や動作のクセに着目したパーソナルでの運動指導を提供しています。
顔のゆがみや姿勢のアンバランス、首や顎の痛みなどが気になる方は、お気軽にご相談ください。
全身のバランスを見直すことが、より自然で健康的な日常生活の一歩となるかもしれません。